平成11年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

第2章 情報通信の現況

(3)経営

民間放送事業者の売上高経常利益率は全産業平均の4.7倍

 9年度の民間放送事業者(189社)平均の各種財務指標について全産業平均と比較して分析すると以下のとおりである。
1)収益性
 民間放送事業者の総資本経常利益率は全産業平均の3.9倍、売上高経常利益率は4.7倍と非常に高い収益性を示している。なお、総資本回転率は全産業平均をやや下回っている。

2)安全性
 安全性の指標となる民間放送事業者の自己資本比率は、全産業平均の3.1倍と高い値を示しており、負債比率は全産業平均の0.2倍と非常に小さくなっている。
 また、民間放送事業者の流動比率が全産業平均の1.6倍と高く、固定比率が0.4倍と低いことは、第一種電気通信事業者(流動比率0.7倍、固定比率1.2倍)と全く反対の結果を示している。

B2223001.gif
Excel形式のファイルはこちら

 

(2) 収益 に戻る 3 設備投資 に進む