平成11年版 通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

2 ネットワークサービスの充実
(1)郵便貯金のオープンネットワーク化

民間金融機関とのネットワーク接続により利用者の利便性が向上

 郵政省は、利用者の利便性の向上を図るため、郵便局ネットワークと民間金融機関とのネットワークの提携を進めている。
1)民間金融機関とのATM・CDの提携
 郵便貯金とその他金融機関の現金自動預払機(ATM)及び現金自動支払機(CD)について、オンラインの接続による提携を実施している。11年1月から、まず115金融機関との間で、郵便局約1万7,900台と提携金融機関約1万1,800台のATM・CDの接続を開始した。
 これにより、郵便貯金の預金者は提携金融機関のATM等による通常郵便貯金の払戻し等を、提携金融機関の利用者は郵便局のATM等による普通預金の引出し等を行うことが可能となった。
 また、11年度には、口座間振替による決済資金の補充等により、提携金融機関との資金決済の効率化等を図ることとしている。
2)民間金融機関との相互送金
 郵便局・民間金融機関間の送金について、簡便な手続による送金を可能にするため、郵便局と民間金融機関の送金ネットワークを相互接続することとしている。送金には、郵便局の郵便振替口座と銀行預金口座を使用し、システムの改造後、11年度からサービスを実施する予定である。

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