平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

第9節 情報化

1 企業の情報化
(1)概況

企業・事業所の情報通信利用動向

「通信利用動向調査(企業調査)」によれば全国の(農業、林業、漁業及び鉱業を除く。)従業者数300人以上の企業の、企業内通信網の利用動向及び通信ネットワーク関係費用は以下のとおりである。
1)企業における通信網の利用動向(図表1))
 各通信網の中では、LANの利用率が83.3%と最も高く、対前年度比8.1ポイントの増加となっている。
 イントラネットの利用率は36.3%(対前年度比14.9ポイント増)となり、前年度と比較して最も成長率が高かった。また、電子メールにおいても利用率は76.2%(対前年度比13.5ポイント増)となり、高い伸びを示した。
2)企業の通信ネットワーク関係費用(図表2))
 各費用の平均額の中では、レンタル・リース料が最も高く(5,630万円)、次いで人件費(3,240万円)、ソフトウェア委託開発費・購入費・使用料(2,820万円)と続いている。
 一方、「通信利用動向調査(事業所調査)」によれば全国の(郵便業及び通信業を除く。)従業者数5人以上の事業所の情報通信関連機器の保有状況は、以下のとおりである。
3)事業所の情報通信関連機器保有率(図表3))
 主な情報通信関連機器の保有率において、前年度と比較して特徴的なのは、携帯電話の保有率が67.3%(対前年度比8.3ポイント増)、携帯情報端末の保有率が14.1%(対前年度比4.1ポイント増)と大きく伸びたことである。
4)事業所の情報通信関連機器平均保有台数(図表4))
 保有事業所の1事業所当たりの平均保有台数において、前年度と比較して最も特徴的なのは、パソコンの保有台数が8台と、2台増加していることである。

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