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第2章 情報通信の現況2 通話メディアの利用状況
(1)相互通話 加入電話相互間の通話回数のみ減少 9年度の加入電話、携帯・自動車電話及びPHSの相互通話状況(ISDN発の通話を除く。)についてみると、加入電話相互間の全通話に占める割合は73.2%で、対前年度比8.8ポイント減少している。 一方、加入電話と携帯・自動車電話又はPHS相互間の通話に占める割合は、18.5%で、対前年度比4.3ポイント増加している。また、携帯・自動車電話及びPHS相互間の通話に占める割合についても、8.3%と、対前年度比4.5ポイント増となっている(図表1))。 次に、加入電話の発信数合計と着信数合計を比較すると、着信数の方が多くなっており、携帯・自動車電話及びPHSでは、発信が着信を上回る傾向にある。 9年度における加入電話、携帯・自動車電話及びPHSからの主な着信先はすべて加入電話となっている。 また、携帯・自動車電話からの着信先については、加入電話と携帯・自動車電話とで97.8%を占めており、PHSからの着信先についても、加入電話とPHSとで91.7%と、携帯・自動車電話とPHS間の通話が他の電話サービス間の通話状況に比べて少ないことが分かる(図表2))。 ![]() ![]()
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