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第3章 情報通信政策の動向3 マルチメディア・バーチャル・ラボの構築
高度な研究開発環境の開発整備を推進 郵政省では、日本国内はもとより、世界各地に分散する産学官の研究開発機関を高速ネットワークで結び、それらの研究開発力を結集して、あたかも一つの研究所で研究開発を実施しているかのような高度な研究開発環境を実現できる仮想研究所(マルチメディア・バーチャル・ラボ)の早期構築に向け、研究開発、試行的実験を行うこととしている(図表)。 このため、通信総合研究所(http://www.crl.go.jp/)及び通信・放送機構(http://www.shiba.tao.go.jp/)において、1)離れた研究所間で、リアルな映像や音声を高い臨場感で再現する技術等、マルチメディア・バーチャル・ラボの基盤技術に関する研究開発、2)広帯域ネットワークのプロトモデルを開発し、欧米の研究開発機関との間で実験網を相互接続することによるマルチメディア・バーチャル・ラボの構築に必要となるネットワーク利用技術に関する研究開発を実施している。 ![]()
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