平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

11 国内専用

近年、高速デジタル伝送サービスの回線数が急増

 国内専用サービスにおける一般専用サービスには、電話やファクシミリ通信に適したアナログタイプの帯域品目と、データ伝送に適したデジタルタイプの符号品目がある。9年度末現在の回線数は、全体で91万6,395回線(対前年度比6.8%減)であった(図表1)、資料19参照)。
 一方、高速デジタル伝送サービスとは、高速・大容量の情報伝送が可能な専用サービスである。品目としては、64kbps〜6Mbpsまでの高速品目及び32Mbps〜150Mbpsまでの超高速品目がある。9年度末現在、回線数は、19万3,108回線(対前年度比51.2%増)であった(資料20参照)。一般専用サービス回線数の減少とは対照的に、高速デジタル伝送サービスの回線数は着実な増加傾向にある。
 なお、高速デジタル伝送サービスの総回線数における速度別回線数のシェアをみると、9年度末現在、全体の8割以上を64kbpsと128kbpsが占めており、比較的低速度の回線に需要が集中していることが分かる(図表2))。

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