平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

4 ISDN

近年のインターネット利用者増を背景に、回線数、トラヒックともに急激に増加

 ISDNサービスには、64kbpsの伝送速度で同時に2チャンネル利用可能な基本インターフェースによるサービスと、1.5Mbpsの高速大容量の通信を可能とする一次群速度インターフェースによるサービスとがある。10年9月末現在、基本インターフェースが311万7,790回線(対前年同期比83.3%増)、一次群速度インターフェースが3万9,392回線(同40.7%増)と7年度以降、急激な伸びを示している(図表1))。
 この主な理由としては、ISDNが電話回線に比べて高速大容量のデータ伝送が可能であることからインターネットやパソコン通信の利用に適していること、インターネットやパソコン通信にアクセス中であっても電話が利用できること、導入する際に必要となる接続装置等の価格が近年低廉化の動きにあることが挙げられる。
 また、トラヒックについても、回線数に比例して近年増加傾向にあるが、特に9年度は大きく増加した(図表2))。

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