平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

3 衛星放送

契約数の伸びはBS、CSとも順調

1)BS放送
 BS放送では、BSAT-1a(BS-4先発機)によるアナログ放送が提供されている。
 テレビジョン放送については、NHKによる2チャンネル、日本衛星放送(WOWOW)による1チャンネル及びハイビジョン実用化試験放送の1チャンネルの計4チャンネルとなっている。試験放送チャンネルは、NHK及び民間放送7社の分割免許により実施している。
 このほかに、衛星デジタル音楽放送(セント・ギガ)がWOWOWの無線設備を共用して、PCM(Pulse Code Modulation)音声放送を実施している。
 受信契約数については、11年3月末現在、NHKが946.4万(対前年同期比7.6%増)、WOWOWが253.4万(同5.6%増)である(図表1))。
2)CS放送
 CS放送では、8年6月からデジタル放送が開始されており、11年3月末現在、スカイパーフェクTVについてはJCSAT-3及びJCSAT-4により、ディレクTVについてはスーパーバード-Cにより、番組が提供されている(図表2))。
 アナログ放送については、テレビジョン放送では10年3月にJCSAT-2を利用した1社が、10年9月にスーパーバード-Bを利用した8社が委託業務を廃止しており、11年3月末現在、JCSAT-2を利用して1社のみPCM音声放送を提供している。
 加入契約数については、11年3月末現在、スカイパーフェクTVが111.3万(対前年同期比76.4%増)、ディレクTVが26.0万である(図表1))。

B2530001.gif
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