平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

3 標準化
(1)標準化活動

フォーラム標準やコンソーシアム標準の策定活動が活発化

 情報通信のグローバル化と市場ニーズの多様化・高度化に伴い、標準化活動は、単に相互接続性や相互運用性の確保にとどまらず、市場の開拓、市場における競争力確保など様々な側面からその重要性が増しており、様々な形態で行われるようになっている(図表1))。
 技術の進歩が急速になるにつれ、企業は独自の規格や製品をいち早く市場に投入し、広く普及させることで、実質的な標準であるデファクト標準を目指す傾向にあるが、情報通信分野では、様々な機器の相互接続性を確保することが不可欠であり、公的標準とデファクト標準の中間に位置付けられるフォーラム標準やコンソーシアム標準の策定活動が、米国を中心に活発化している。日本に本部所在地があるフォーラムは現在20団体であり、年々その数は増加している(図表2)、3))。

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