総務省トップ > 政策 > 白書 > 24年版 > 街づくりにおけるICTの活用状況について
第1部 特集 ICTが導く震災復興・日本再生の道筋
第5節 地域成長力をけん引するICT

(2)街づくりにおけるICTの活用状況について


 街づくりに関し、ICTの活用がどのような状況か調査を行った。まず、前提となる地域経営に係る戦略の存在の有無を尋ねたところ、具体的な戦略の実施・検討に至っている自治体は約3割にとどまり、戦略の必要性は認識しているが、具体的な検討には至っていないとする自治体が、約6割に及ぶ(図表1-5-1-3)。

図表1-5-1-3 地域経営に係る戦略の実施状況
図表1-5-1-3 地域経営に係る戦略の実施状況のグラフ

 地域経営戦略の実施・検討を行っている自治体に対してデータ活用の有無を聞いたところ、既に活用しているとの回答が20.8%、必要性は感じるが活用には至っていないとの回答が65.1%となっており、これら団体についてデータ活用におけるICT利用を聞いたところ、既に活用しているとの回答が6.6%、必要性は感じるが活用には至っていないとの回答が85.9%となっている(図表1-5-1-4及び図表1-5-1-5)。
 街づくりに関して、多くの自治体は地域経営の戦略や、その立案・実施におけるデータの活用などについて必要性を感じていることがわかる。

図表1-5-1-4 地域経営戦略の立案・実施におけるデータ活用
図表1-5-1-4 地域経営戦略の立案・実施におけるデータ活用のグラフ
※地域経営戦略の実施・検討を行っている自治体が対象。

図表1-5-1-5 データ活用におけるICT利用
図表1-5-1-5 データ活用におけるICT利用のグラフ
※ 地域経営戦略の実施・検討を行っており、データ活用を実施・必要性を感じている自治体が対象。
(出典)総務省「地域におけるICT利活用の現状及び経済効果に関する調査研究」(平成24年)

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