総務省トップ > 政策 > 白書 > 24年版 > 電波環境の保護
第2部 情報通信の現況と政策動向
第7節 電波利用

2 電波環境の保護


電波監視

●平成23年度の重要無線通信妨害の申告件数は501件。不法無線局の措置件数は2,496件

 重要無線通信妨害対策及び不法無線局の取締り等の実施により、電波利用環境が良好に維持されている。平成22年度からは重要無線通信妨害の申告に対する24時間受付体制を整備し、その迅速な排除に取り組んでいる。平成23年度の混信申告等の件数は、2,374件で、前年度比249件減(9.5%減)となっている。このうち重要無線通信妨害の件数は、501件で、前年度比188件減(27.3%減)であり、平成23年度の混信申告の措置件数2は2,453件となっている(図表4-7-2-1)。

図表4-7-2-1 無線局への混信・妨害申告件数及び措置件数の推移
図表4-7-2-1 無線局への混信・妨害申告件数及び措置件数の推移のグラフ

 また、平成23年度の不法無線局の出現件数は、8,903件で、前年度比365件増(4.3%増)となっている。
 平成23年度の措置件数2は、2,496件で、前年度比44件増(1.8%増)であり、内訳は告発249件(措置件数全体の10.0%)、指導2,247件(措置件数全体の90.0%)となっている(図表4-7-2-2)。

図表4-7-2-2 不法無線局の出現件数及び措置件数の推移
図表4-7-2-2 不法無線局の出現件数及び措置件数の推移のグラフ


2 措置件数については前年度からの未措置分を含む。
テキスト形式のファイルはこちら

ページトップへ戻る