総務省トップ > 政策 > 白書 > 24年版 > スマートフォン等の普及によるICT利用者の利用行動の変化
第1部 特集 ICTが導く震災復興・日本再生の道筋
第2節 「スマートフォン・エコノミー」〜スマートフォン等の普及がもたらすICT産業構造・利用者行動の変化〜

3 スマートフォン等の普及によるICT利用者の利用行動の変化


 スマートフォン等の普及は、ICT産業の側の構造を変えつつあるのみならず、パソコンと同等の機能を背景に、利用者のICT利用をリッチ化、多様化する可能性がある。利用者は、何を期待し、スマートフォン等への移行をしているのか。また、そのような利用者は、スマートフォン等への移行により、利用行動をどのように変化させるのだろうか。
 また、タブレット端末は、パソコンと比較して、誰にとってもわかりやすいユーザーインターフェースを通じて、高齢者のICT利用を促進するとの見解が示される向きもある。他方、タブレット端末の普及率は、以下に示すように現段階では必ずしも高まっておらず、高齢者層においても同様の傾向にある。この点をどのように解釈すべきだろうか。
 本項では、このような問題意識から、利用者の行動変化を調査結果に基づき多面的に分析する。
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