総務省トップ > 政策 > 白書 > 24年版 > スマートテレビと放送・ソーシャルの融合・連携の進展
第1部 特集 ICTが導く震災復興・日本再生の道筋
第3節 デジタルネットワーク完成が導くメディア新展開

2 スマートテレビと放送・ソーシャルの融合・連携の進展


 ユビキタスネットワーク環境の完成、特に有線・無線双方を通じたインターネット利用の拡大は、地上デジタル放送への完全移行及び空き周波数帯域等での新放送サービスの開始とあいまって、いわゆる「通信・放送の融合・連携」の本格始動に向けて、放送を中心とするメディア環境を大きく変革しつつある。平成23年7月には、通信・放送の融合・連携など急速に変化するメディア環境に放送事業者が適切に対応する観点から、放送事業者の経営判断によるハード・ソフトの一致・分離など事業形態に係る選択肢の拡大、事業展開の柔軟化等を内容とする改正放送法が施行となり、制度面においても一定の環境が整備され、さらに融合・連携型サービスの展開が期待されるところである。以下、放送と通信、特にインターネットとの融合・連携の中で特に具体的な動きが活発化しているスマートテレビと、放送・ソーシャルメディアの融合・連携を中心に、その動向を概観する。
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