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第2部 情報通信の現況と政策動向
第6節 研究開発の推進

(2)新世代通信網テストベッド(JGN-X)による国際研究の促進


 新世代通信網テストベッド(JGN-X)は、NICTが平成23年4月より構築・運用している新世代ネットワークのシステム技術基盤の確立等を目的とした大規模な試験ネットワークである。また、海外の研究機関との連携を促進するため、海外の研究機関(米国、アジア等)に接続されており、戦略的な国際共同研究・連携の推進にも活用されている。
 ネットワーク技術の研究開発は、研究開発の段階から評価・検証するとともに、グローバルな様々な場面での実証・PRを行い、国際的な連携を促進していくことが重要である。JGN-Xは、平成23年10月の「Open Networking Summit」、同年11月の「Super Computing 2011」、平成24年2月の「さっぽろ雪まつり」等において新世代に向けた制御技術を利用した国際映像伝送の実証実験に活用される等、国際的な連携にも積極的に貢献している。
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