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第2部 情報通信の現況と政策動向
第5節 電気通信事業

(4)専用線等


●近年、国内専用線の回線数が減少する一方で、IP-VPNサービス及び広域イーサネットサービスの契約数は増加の傾向

 平成22年度末における国内専用サービスの回線数は、48.4万回線である。内訳は、一般専用(帯域品目)が25.6万回線、一般専用(符号品目)が3.2万回線といずれも前年度より減少している。高速デジタル伝送も前年度に比べ1.9万回線減少し、19.6万回線となっている(図表4-5-2-15)。

図表4-5-2-15 国内専用回線数の推移
図表4-5-2-15 国内専用回線数の推移のグラフ

 国際専用サービスの回線数は、1,682回線である。うち、1,680回線が主にデータ伝送、高速ファイル転送及びテレビ会議に利用されている中・高速符号伝送用回線12である。(図表4-5-2-16)。

図表4-5-2-16 国際専用サービス回線数の推移
図表4-5-2-16 国際専用サービス回線数の推移のグラフ

 一方、IP-VPNサービスや広域イーサネットサービスの契約数は増加傾向となっており、平成23年度末で、IP-VPNサービスは40.7万契約、広域イーサネットサービスは34.2万契約となっている(図表4-5-2-17)。

図表4-5-2-17 IP-VPNサービス・広域イーサネットサービス契約数の推移
図表4-5-2-17 IP-VPNサービス・広域イーサネットサービス契約数の推移のグラフ
総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成23年度第4四半期(3月末))」により作成
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban04_02000039.html


12 通信速度1,200bps〜10Gbpsの回線で、主にデータ伝送、高速ファイル転送に利用。
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