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第2部 情報通信の現況と政策動向
第3節 インターネットの利用動向

(2)インターネット利用に伴う被害経験


●世帯ではパソコン、携帯電話とも迷惑メール受信(架空請求を除く)による被害経験が最も高く、企業ではコンピュータウイルス関係の被害経験が突出している

 インターネット利用に伴う過去1年間の被害経験について世帯に尋ねたところ、自宅パソコンでの被害経験は、「迷惑メールを受信(架空請求を除く)」が36.7%で最も高く、次いで、「コンピュータウイルスを発見したが感染はしなかった」が21.6%、「コンピュータウイルスに1度以上感染」が9.8%となっている。また、携帯電話等での被害経験も、「迷惑メールを受信(架空請求を除く)」が43.5%で最も高く、次いで、「架空請求メールを受信」が13.4%となっており、メールによる被害が多い傾向があることがわかる(図表4-3-2-3)。

図表4-3-2-3 世帯におけるインターネット利用に伴う被害経験(複数回答)
図表4-3-2-3 世帯におけるインターネット利用に伴う被害経験(複数回答)のグラフ
総務省「平成23年通信利用動向調査」により作成
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html

 また、情報通信ネットワークを利用している企業に対しても同様に尋ねたところ「コンピュータウイルスを発見したが感染はしなかった」が27.4%、次いで「コンピュータウイルスを発見し、少なくとも1回は感染した」が11.5%となっている(図表4-3-2-4)。

図表4-3-2-4 企業におけるインターネット利用に伴う被害経験(複数回答)
図表4-3-2-4 企業におけるインターネット利用に伴う被害経験(複数回答)のグラフ
(出典)総務省「平成23年通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html
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