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第2部 情報通信の現況と政策動向
第2節 情報通信政策の展開

(2)衛星放送政策の展開


ア 「衛星基幹放送」と「衛星一般放送」
 我が国の衛星放送には、放送衛星を使用するBS放送と通信衛星を利用するCS放送(東経110度CS放送・東経124/128度CS放送等)とがあり、平成23年6月の改正放送法の施行に伴い、BS放送及び東経110度CS放送は「衛星基幹放送」、東経124/128度CS放送等は「衛星一般放送」となった。

イ BS放送に係る新番組の放送開始
 BS放送については、平成23年7月24日にBSアナログ放送が終了し、デジタル放送へ完全移行した。
 この移行による空き周波数等を利用して、平成23年10月からHDTV11番組、また、平成24年3月からHDTV等7番組が新たに放送を開始した。これにより、BSデジタル放送全体で31番組(うち、テレビジョン放送29番組。)が視聴できるようになり、視聴者の多様なニーズに応える環境が整った。

ウ 東経110度CS放送に係る衛星基幹放送の業務の認定
 平成24年2月に、HDTV10番組及びSDTV4番組に対し、衛星基幹放送の業務の認定を行った10。これにより平成24年夏以降順次、新たな放送が開始される予定であり、HDTV番組が9番組から19番組に増加することで、今後、衛星放送のさらなる高画質化が図られることが期待される。


10 東経110度CS放送に係る衛星基幹放送の業務の認定:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu11_02000012.html
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