第2部 情報通信分野の現状と課題
第3節 放送・コンテンツ分野の動向

(2) 広告

世界の広告市場をみると、2022年にはデジタル広告が3,944億ドル(前年比13.7%増)となり、総広告費に占める割合も55.3%にまで拡大すると見込まれている(図表4-3-2-7)。日本のデジタル広告市場も大幅に成長している。2022年にはインターネット広告が3兆912億円、マスコミ4媒体8広告が2兆3,985億円となり、両者の広告費が初めて逆転した2021年以降、その差が広がる形となった(図表4-3-2-8)。

図表4-3-2-7 世界の媒体別広告費の推移及び予測
(出典)電通グループ「世界の広告費成長率予測(2022〜2025)」9を基に作成
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図表4-3-2-8 日本の媒体別広告費の推移10
(出典)電通「Knowledge & Data 2022年 日本の広告費」11を基に作成
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【関連データ】

世界の総広告費の推移

出典:電通グループ「世界の広告費成長率予測(2022〜2025)」(2022年12月16日)

URL:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/datashu.html#f00161別ウィンドウで開きます(データ集)



8 テレビメディア、新聞、雑誌、ラジオ。

9 https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/000888.html別ウィンドウで開きます ※ロシア市場の数値は除外している

10 2019年からは、日本の広告費に「物販系ECプラットフォーム広告費」と「イベント領域」を追加、広告市場の推定を行っている。2018年以前の遡及修正は行っていない。

11 https://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/index.html別ウィンドウで開きます

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