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第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長
第6節 グローバル需要の取り込み

(1)グローバルの経済規模の推移

主要な経済圏の実質GDPについてみると、米国は成長を続けており今後も一定の成長率で経済規模が拡大していくことが予想される。欧州圏(OECD加盟15カ国)においては、経済危機を経験しながらも一定の規模を維持している状況である。他方、近年は、中国の成長が著しく、2010年以降、我が国経済規模との格差は開く一方であり、欧州圏の規模も上回った。2020年以降には米国を上回ることが予想されている。また、インドをはじめとする新興国・地域も堅調に成長している。我が国は、長期的にみると、これらの国と比べると成長率は低迷しており、今後は新興国・地域をはじめとする外需の成長性を取り込んでいくことがますます重要となる(図表2-6-1-1)。

図表2-6-1-1 主要国の実質GDPの経済規模の推移及び予測1
(出典)OECD Economic Outlook


1 欧州はOECD加盟15カ国の合計(オーストリア、ベルギー、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、スペイン、スロバキア、スロベニア)

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