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第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長
第5節 ICTの進化によるこれからのしごと

1 AI・IoTによる自動化の進展

(1)業務効率化の現状

コンピューターの処理速度が加速度的に進化するのに伴い、人工知能(AI)、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)、ロボットによる業務自動化の技術が急速に向上している。AI、IoT、ロボット等の社会実装の進展に伴い、業務が自動化し、働き方も大きく変化することが様々な文献やニュースで指摘されている。すでに、様々な企業で業務の自動化や現状の可視化、分析などを目的としてAIの導入が進んでおり、業務が効率化したなどの成果も出てきている(図表4-5-1-1)。

図表4-5-1-1 人工知能(AI)の導入による業務の効率化事例
(出典)総務省「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」(2018)

特に、コールセンター業務など、顧客の問い合わせ対応において、AIによる回答候補の提示やチャットボットなどによる自動応答など、AIによる業務の効率化の取り組みが進んでいる。コールセンターやチャットボットについては、すでに市場として確立しつつある。

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