●電気通信事業の売上高をみると、移動通信が全体の半数以上を占め、役務別ではデータ伝送役務の占める比率が年々上昇
2016年度における電気通信事業の売上高は、14兆1,862億円(前年度比1.1%増)となっている(図表5-1-6-1)。
固定通信21と移動通信22の売上比率は、固定通信の割合が31.4%、移動通信が51.4%となっている。(図表5-1-6-2)また、売上高の役務別比率をみると、音声伝送役務の割合が全体の26.1%であり、データ伝送役務は56.8%となっている(図表5-1-6-3)。
移動系通信サービス主要事業者のARPUをみると、NTTドコモは4,680円、KDDIは6,500円、ソフトバンクは4,350円となっている(図表5-1-6-4)。
21 「固定音声伝送(国内)」、「固定音声伝送(国際)」及び「固定データ伝送」の合計。
22 「携帯又はPHS音声伝送」、「携帯又はPHSデータ伝送」及び「BWAデータ伝送」の合計。