総務省トップ > 政策 > 白書 > 30年版 > 地域における困りごととソーシャルメディア利用意向
第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長
第3節 多様な人々の社会参加を促すICTによるコミュニケーション

(2)地域における困りごととソーシャルメディア利用意向

ソーシャルメディアを利用して、困っている人と支援したいと考える人をつなぐことで、日常生活の困りごとを地域において解決するのに貢献することができる。

日常生活で困っていることがある人とそれを助けたい人について、それぞれ地域内の助け合いのためのソーシャルメディアの利用意向をアンケート調査した。まず、困りごとを抱えている人については、半数程度がそのようなソーシャルメディアがあれば、利用してみたいと回答した(図表4-3-4-2)。特に、買い物を頼む相手については、75%程度の人が利用したいと回答している。

図表4-3-4-2 日常生活の支援におけるソーシャルメディアの利用意向(困っている人の回答)
(出典)総務省「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」(2018)
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一方、地域の人の困りごとを助けたいと考えている人に、困っている人と支援したい人をつなぐソーシャルメディアの利用意向を尋ねたところ、おおむね半数弱がそのようなソーシャルメディアを使ってみたいと回答している(図表4-3-4-3)。

図表4-3-4-3 日常生活の支援におけるソーシャルメディアの利用意向(助けたい人の回答)
(出典)総務省「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」(2018)
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以上のように、調査結果からは、地域において困りごとを抱えている人と、それを助けたい人をつなげることによって、助け合いが成立する可能性が大きいことが明らかになった。

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