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第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長
第6節 グローバル需要の取り込み

(3)国内主要ICT企業の海外展開状況

国内主要ICT企業について、2012年から2016年までの5年間の海外展開売上高の業績について、業種別に比較してみる(図表2-6-2-5)。まず、通信事業者は内需依存度が高く、海外売上比率は20%未満であるが、近年の海外売上高成長率が15%以上と高い。小売事業者(楽天)はさらに成長率が高く、今後海外売上比率が高まることが予想される。他方、電気機器ベンダーは、既に長年海外展開を推進してきていることから、海外売上高比率が高く、かつ同売上高規模も大きいが成長率は相対的に低く、全体としては安定している。精密機器・部材は、海外の関連市場の拡大等を背景に、成長期が続いている状況がみてとれる。

図表2-6-2-5 国内主要ICT企業の海外展開の業績
(出典)総務省「ICTによるイノベーションと新たなエコノミー形成に関する調査研究」(平成30年)
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