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第1部 特集 デジタルで支える暮らしと経済
第2章 コロナ禍で加速するデジタル化

第2章 コロナ禍で加速するデジタル化

前章までで、これまでの我が国におけるデジタル化の流れを振り返るとともに、国民生活、企業活動、公的分野のそれぞれにおけるデジタル化の現状と課題について整理した。我が国では、デジタルインフラの整備や個人向けサービスにおけるデジタルの利活用が進んだものの、企業におけるデジタル・トランスフォーメーションや公的分野のデジタル化に関しては、加速化に向けて必要な措置を講じようとする状況にあった。

そのような状況において、新型コロナウイルス感染症が我が国にも押し寄せ、感染拡大防止の観点から、緊急事態宣言が発令されるとともに、外出行動の抑制や3密(密閉・密集・密接)を避けた行動が奨励されるようになった。これにより、国民生活や経済活動維持の観点から、これまでデジタル化が進まなかった領域を含め、デジタル活用が広がることとなった。

本章では、コロナ禍において加速したデジタル化の実態について、様々なデータを引用しながら説明するとともに、その過程で浮き彫りとなった課題を整理する。

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