総務省トップ > 政策 > 白書 > 令和3年版 > 政府によるデータ収集とオープンデータの活用
第1部 特集 デジタルで支える暮らしと経済
第4節 コロナ禍におけるデジタル活用で浮上した課題

(2)政府によるデータ収集とオープンデータの活用

我が国においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組に関し、政府や地方公共団体は、民間企業の協力を仰ぎながら、統計データを活用した地域での人流把握等を実施してきている。この取組を契機として、平常時においてもデータを活用した政策判断が推進されることが期待できる一方で、政府が民間企業にデータ提供を要請する際のルールや条件を明確化することや、データの活用に当たっては、データ連携ができるよう標準化を進めることなどが重要である。

また、オープンデータをめぐっては国や地方公共団体が公表している情報が機械判読しにくい又はデータの形式が揃っていないといった課題がかねてより指摘されている。分野横断的に活用可能な共通の仕様を設定し、機械判読性の高いデータ形式での公開を徹底していく必要があるだろう。

テキスト形式のファイルはこちら

ページトップへ戻る