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第2部 基本データと政策動向
第2節 電気通信事業政策の展開

(3)インターネットのサービス品質確保

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う在宅時間の増加等により、固定インターネットのトラヒックは大幅に増加(2020年11月は対前年同月比56.7%増)しており、今後もテレワーク、遠隔教育、オンラインライブなど、デジタル活用が一層進むことで、トラヒックの更なる増加が想定される。これらを支えるブロードバンドサービスについて、インターネット全体の混雑緩和や地域格差のない通信品質の確保を図っていくことが重要となっている。

インターネットのトラヒックに対し、全体的な視点から、インターネット経路上の諸課題を洗い出し、関係者における取組・認識の共有・検証や今後必要となる取組の検討を2020年(令和2年)12月から「インターネットトラヒック研究会」において進めてきた。2021年(令和3年)5月に検討結果が報告書として取りまとめられ、増大するインターネットトラヒックへの対処に係る取組や、関係する主体による具体的な取組方針について提言された。

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