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第1部 特集 デジタルで支える暮らしと経済
補論 コロナ禍における情報流通

補論 コロナ禍における情報流通

1 フェイクニュースや偽情報の流布

インターネットの普及やソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の利用拡大といったICTの普及により、情報の受発信が容易となっている。これにより、様々な情報を容易に入手可能になるなどのメリットも大きいが、一方で、インターネット上には誤った情報、フェイクニュースや偽情報も増加しているという負の側面も生じている。

総務省が実施した調査1では、見たことのあるフェイクニュースのジャンルについては、「スポーツ・芸能・文化に関すること」(43.0%)、「社会・事件に関すること」(38.3%)、「生活・健康に関すること」(26.0%)、「災害に関すること」(25.3%)の順に多かった(図表2-5-1-1)。

図表2-5-1-1 見たことのあるフェイクニュースのジャンル
(出典)総務省(2021)「ウィズコロナにおけるデジタル活用の実態と利用者意識の変化に関する調査研究」

このように、我が国では、娯楽に関するフェイクニュースが最も多いものの、人々の生活・生命や社会に影響を与えうる分野でのフェイクニュースも多い。



1 総務省(2020)「日本におけるフェイクニュースの実態等に関する調査研究 -ユーザのフェイクニュースに対する意識調査-」

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