平成6年版 通信白書

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コラム

家庭のインテリジェント化

-ホームバスシステム-

 従来、家庭においていろいろなサービスを利用しようとすると、個別の配線が必要であったり、異なるシステムは接続しにくいなどの問題があった。
 ホームバスシステム(HBS)とは、多様な製品やシステムを結びつけて、システム化するもので、住宅の情報化、家庭のインテリジェント化を図るものとして大きな期待が寄せられている。
 郵政省、通商産業省、建設省の支援のもと63年8月に、住宅の情報化を推進する企業・団体により設立された住宅情報化推進協議会では、住宅の情報インフラとしてホームバスシステム企画の検討を行ってきている。
 同協議会では,4年6月にHBSの暫定規格を制定するとともに、5年3月には、住宅建築時に行う配線がHBS規格どおりにできているかどうかについて簡単に検査できる機器を完成している。さらに、6年5月には、千葉県の幕張新都心住宅地域において、集合住宅へのHBS先行配線の導入が予定されており、HBSの普及による家庭のインテリジェント化が推進されている。
 

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