平成6年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(3) 電気通信フロンティア研究開発の推進

 郵政省では、電気通信の高度化のための基礎的・先端的な研究開発として、郵政省通信総合研究所を中心に、産・学・官の研究者の連携により、電気通信フロンティア研究開発を昭和63年度から行っている。
 5年度においては、「高度情報通信のための分子素子技術の研究開発」を新たなテーマに加え、現在3分野8研究課題の研究開発を推進している。
 最近の研究成果としては、[1]世界で最も波長の短い( 190nm)紫外線レーザー光の連続発光に成功、[2]レーザー光で1個のイオン(原子)の捕獲に成功、[3]生きたままの細胞の生命現象の観察を可能とする蛍光顕微鏡システムの開発、等がある。
 

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