平成6年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(8) 郵便貯金資金・簡保資金の運用を通じた貢献

 財政投融資の主要な原資として活用される郵便貯金資金や財政投融資への協力を通じて活用される簡保資金は、全国約2万4千の郵便局ネットワークを通じて集められ、社会資本の整備・国民生活の質の向上・地域の振興に重要な役割を果たしている。
 このうち簡保資金は、加入者の身近なところで役立てられるよう、地方還元を図っている。地域の郵便局を通じて地方公共団体に対して貸付けが行われており、小・中学校の建設、公営住宅の建設、公園・下水道の整備等、豊かなまちづくりに貢献している。なお、5年度末現在の地方公共団体に対する貸付残高は、約11兆6千億円で、6年度には、1兆 5,500億円の貸付けを計画している。
 また、郵便貯金資金及び簡保資金は、外国政府や国際機関等の発行する債券の購入及び財政投融資計画を通じた運用により、国際経済の安定・発展等に貢献している。

簡保資金等による地域社会への貢献

 

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