平成6年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(2) 総合無線局監理システム(PARTNER)の構築

 無線局の急増に対処し、混信妨害処理、不法無線局等の排除等の迅速化、電波利用料徴収業務の効率化、周波数利用計画作成の円滑化等の無線局監理全体の効率化を図るために、郵政省では、無線局の周波数、空中線電力等の諸元をデータベース化し、大型コンピュータを活用した総合無線局監理システムを、5年度から3か年計画で、7年度末の運用開始を目途に構築することとしている。5年度は、業務システムと制御系システムについて基本設計と詳細設計の一部が行われた。
 当該システムの導入により、無線局に関する諸元が一元的に管理され、これらの検索・照合・帳票作成等が迅速化され、無線局監理事務の効率化が図られるとともに審査事務等の迅速化が可能となり、利用者の利便向上が図られることとなる。
 

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