平成6年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

2 豊かな暮らしづくりに向けた郵便サービスの提供

 (1) 高速郵便サ-ビスの拡充

 6年度から、全国の主要20局にG4ファクシミリ端末機を設置し、これをISDN回線で結び、図面等の送受信に充分対応でき、送信時間を更に短縮するとともに大量の送信を可能とする高品質なレタックスサ-ビスを試行実施する予定である。
 また、電話によるレタックス引受サービスの改善のため、6年度には全国に12のモデル局を設置し、新総合通帳の口座からの自動引落しによる料金支払い方法の簡便化の勧奨やパンフレット・例文集等の配布等を実施する予定である。
 さらに、近年の多様化・高度化するニ-ズに応えるため、6年度からパソコン通信によるレタックス引受サ-ビスを開始する予定である。このサービスでは、利用者がパソコン通信会社のコンピュータに登録されているレタックスのメニューを選択し、必要な情報を入力することにより、パソコン通信会社へレタックスを申し込む。さらに、パソコン通信会社からレタックスの通信文等のデ-タが引受局のパソコンに送信され、引受局においては、受信したデ-タをレタックスの様式に変換後、ファクシミリ端末で配達局あて送信する。なお、利用者はパソコン通信会社を通して、レタックスの料金を支払う(第2-4-1図参照)。

第2-4-1図 パソコン通信によるレタックス引受サービスの概念図

 

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