平成6年版 通信白書

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第3章 マルチメディアが拓く情報通信の新たな世界

第3節 情報通信のマルチメディア化の進展のために

 21世紀に向けた情報通信のマルチメディア化の推進を図るため、情報通信基盤の整備、技術開発の推進、ニーズを踏まえたアプリケーションの開発、環境の整備等各課題の実現にむけて行政の果たす役割は大きい。
 このような認識の下、郵政省では6年2月にマルチメディアの発展に向けて、「マルチメディア振興施策の推進について」を発表するとともに、マルチメディア社会の実現に向けた振興施策を総合的に推進することとしているなど、マルチメディア政策に積極的に取り組んでいる。
 具体的には、
 [1]文字・図形・音声・データ・映像等の大量のデジタル情報を瞬時にやりとりすることができる高速、大容量の情報通信基盤の整備
 [2]より高画質の映像情報等の伝送を可能とするデジタル技術、だれもが容易にマルチメディアによるサービスを利用できるようにするためのヒューマンインターフェイス技術等技術開発の一層の促進
 [3]通信・放送統合サービス等新たなサービス等の開発の推進
 [4]社会経済の各分野での情報通信のマルチメディア化を促進するための制度の整備等
 等に向けて積極的に取り組んでいるところであり、このような施策等について概観する。
 

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