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第1章 平成5年情報通信の現況第1節 情報通信サービスの動向1 国内情報通信サービスの動向5年における主な国内情報通信サービスについてみると、GNPの成長率が低下していた中で、情報通信サービスの契約数等は、伸び率は全体として鈍化しているものの、堅調に増加している。電気通信分野では、契約数等は、伸び率が全体として鈍化傾向にある中、堅調に増加しており、特にISDNサービス、高速デジタル伝送サービス、携帯・自動車電話サービス、無線呼出しサービス等の伸びが大きい。 放送分野では、都市型ケーブルテレビや衛星放送等の新しいメディアの契約数が順調に伸びており社会に普及し始めていることがうかがえる。 郵便においては、引受物数は増加しているものの、伸びは鈍化している(第1-1-1図参照)。 ここでは、主な国内情報通信サービスの動向について概観する。
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