平成6年版 通信白書

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第3章 マルチメディアが拓く情報通信の新たな世界

(4)フルネットワーク支援センターの構築

 ケーブルテレビに対する一般的な振興に加え、ケーブルテレビを利用した各種のマルチメディアサービスの実現を図るため、通信・放送機構においてフルネットワーク支援センターを整備する事業が5年度の第3次補正予算で認められた。
 この事業は、「フルネットワークモデル都市」として指定される地域において、実利用に即した所要の技術開発、及び多様な映像通信に関する高度な利用方法等の実現のための技術開発を行い、フルネットワーク実現による新たな産業発展の基礎としてのケーブルテレビ事業の展開を図るものである。
 具体的には、通信・放送機構が15億5千万円の一般会計出資を受け、それにより、フルネットワーク支援センターにおいて、映像圧縮技術等の研究開発、多様な分野において利用可能な情報通信を活用した様々な技術開発を行うこととしている。
 

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