平成6年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(3) 旧ソ連諸国及び東欧諸国への支援の強化

 我が国は、旧ソ連諸国及び東欧諸国の通信・放送分野の発展に貢献するため、視察団の派遣、研修員の受入れ、セミナーの開催等により、同地域への協力・支援体制の整備及び現地事情の調査を行っている(第2-5-3表参照)。
 旧ソ連諸国に関しては、1993年6月にODAの対象国である中央アジア5か国に対して、タジキスタンを除く4か国から電気通信関係の幹部及び海外からの援助等の受入れ機関の幹部を東京に招へいし、「中央アジア電気通信セミナー」を開催し、我が国の電気通信政策、電気通信網の整備及び技術分野の研究・開発に関するノウハウの提供を行ったほか、1994年2月〜3月にかけて中央アジア5か国の通信関係者を東京に招へいして「中央アジア電気通信経営管理コース」を実施した。
 また、ロシアに対しては、1994年2月〜3月にかけて日本政府の技術支援の一環として、「対ロシア連邦等技術的支援計画電気通信分野コース」を実施した。
 東欧に関しては、1994年1月下旬に、前年に引き続き「東欧電気通信経営管理コース」を開催した。

第2-5-3表 旧ソ連諸国・東欧諸国関係施策

 

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