平成6年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

第4節 郵便事業・郵便局ネットワークの新たな展開

 1 郵便事業運営基盤の整備・充実

  (1)高性能な郵便処理機械類の配備等

 郵政省では、郵便物を効率的に処理し、安定した郵便サービスを提供するため、昭和43年の郵便番号制の導入以降、「郵便物あて名自動読取区分機」・「郵便番号自動読取区分機」・「郵便物自動選別取りそろえ押印機」等の配備を行ってきた。6年度は、取扱郵便物の増加の著しい大都市及びその周辺に所在する郵便局を中心に、これら郵便処理機械等の配備を推進するとともに、書留郵便物や外国来郵便物の区分作業の効率化及び大型郵便物の選別取りそろえ押印作業の効率化を図るため、新たに「書留郵便区分機」・「外国来郵便物自動読取区分機」・「大型郵便物自動選別取りそろえ押印機」を配備する予定である。
 「書留郵便区分機」には、郵便物に記載された郵便番号を読み取り、あて局ごとの区分を行う機能やあて局別通数をカウントし、送達証の作成を行う機能のほか、郵便番号と同時に郵便物に貼付されたバーコードを読み取り、追跡システムへのデータ転送を行う機能がある。また「外国来郵便物自動読取区分機」には、外国来の郵便物の郵便番号を読み取り、あて局別に区分する機能がある(当面はある範囲内に書かれたもので印刷活字によるものが中心)。
 

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