平成6年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

第6節 技術開発・標準化の一層の推進

 1 次世代を支える技術開発の促進

  (1) 将来のマルチメディア情報通信技術の展望

 社会・経済の発展に伴い、様々な大量の情報が、紙・写真・磁気記録・光ファイバー・電波など各種の媒体を通して流通している。これらの情報は、電子技術の発達により、電気信号として扱い、ネットワークを通して伝送することも可能となりつつある。
 さらに、情報の電子化、伝送及び処理能力の向上並びにメディアの多様化に伴い、将来的には、ネットワークを通して、いつでも、どこでも、音声・映像・データなど様々なメディアを複合的・一体的に利用することが可能となる時代が来ることが考えられる。
 そこで、電気通信技術審議会は5年3月に諮問を受け、「将来のマルチメディア情報通信技術の展望」について審議を行っている。
 6年3月現在、同審議会では、マルチメディアに対する社会的期待、マルチメディア情報通信の現状と課題、標準化の現状と課題、マルチメディア情報通信の発展の展望について精力的に審議を行っている。
 

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