平成6年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(3)OECD/ICCP委員会の動向

 OECDの情報・コンピュータ・通信政策(ICCP)委員会において、1992年に「情報システムの安全のためのガイドライン」が勧告として採択された。これにより、各国における情報システムの安全性向上と、その開発や利用の一層の促進に向けた協力が期待されている。
 また、国際計算料金、移動体通信等に関する各国の通信政策の調整等が現在進行中であるほか、インフラ整備の観点から、通信分野における旧ソ連諸国や東欧諸国への支援もなされている。例えば、1993年9月には、旧ソ連諸国モルドヴァにて我が国等の協力により「旧ソ連諸国の電気通信に関するセミナー」が開催され、旧ソ連諸国の電気通信に係る免許原則・手続きについて検討されている。
 

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