平成6年版 通信白書

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第3章 マルチメディアが拓く情報通信の新たな世界

(4) 標準化の推進

 マルチメディア化は、情報通信をはじめ、コンピュータ・映画・印刷等様々な分野にまたがるものであるため、21世紀に向けた普及のためには相互接続性を図るための標準化が不可欠である。
 情報通信分野におけるマルチメディアに関する国際標準化は、主として国際電気通信連合(ITU)の電気通信標準化部門及び無線通信部門で行われており、特にこの分野は、既存の複数の研究委員会にまたがっての検討を要するため、合同調整グループ(JCG)を設置して効率的な標準化に努めている。
 郵政省でも、電気通信技術審議会の下に設置されたマルチメディア分科会等新分野に対応し得る分科会での審議等を通じて、関係機関の意見をとりまとめ、ITUでの国際標準制定作業に寄与しているとともに、国内標準についても電気通信技術審議会の答申に基づく各種規格や推奨通信方式の作成を行っているところである。
 

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