平成4年版 通信白書

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第1章 平成3年情報通信の現況

(3)堅調に推移する国際郵便サービス

 3年度の国際郵便物数は、対前年度比6.2%増の3億2,762万通(個)となっており、過去5年間連続の増加となっている。
 これを差立(外国あて)と到着(我が国あて)に分けてみると、差立は、対前年度比4.5%増の1億3,107万通(個)、到着は、対前年度比7.4%増の1億9,655万通(個)となっており、昭和60年度以降到着の増加傾向が顕著な状況が続いている(第1-1-36図参照)。
 また、通常郵便と小包郵便とに分けてみると、通常郵便は対前年度比6.1%増の3億1,788万通、小包郵便は対前年度比4.5%増の527万個となっている。
 近年、ビジネス分野の国際化の進展に伴い、国際ビジネス郵便の伸びが顕著である。3年度の取扱数をみると、対前年度比20.2%増の447万通となっており、国際郵便全体に占める比率は1.4%と低いものの、今後の普及が期待される。

第1-1-36図 国際郵便の引受郵便物数の推移

 

 

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