平成4年版 通信白書

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第3章 ゆとりと活力のある情報社会の形成と電波利用

4 産業分野における電波利用

 産業分野における電波利用は、タクシー、宅配便等の旅客・貨物運送業における移動通信での利用が一般的に知られている。さらに無線通信が災害に強いことから、電気・ガス・水道などの公益事業においても、供給・運用状況の監視、指令、緊急時の連絡などに使われている。漁業、海運業においては、情報伝達の唯一の手段として、緊急時、遭難時の連絡に無線通信が不可欠であることは言うまでもない。また、通信以外の利用として、製造業においては計測、洗浄、加工、加熱等様々な用途に電波が利用されている(第3-1-12表参照)。
 さらに最近の動向としては、新聞業、流通業における衛星通信の利用や製造販売業におけるテレターミナルなどのデータ通信システムの利用も進められている。

第3-1-12表 産業分野における電波利用

 

 

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