平成4年版 通信白書

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第1章 平成3年情報通信の現況

5 産業の情報化

 産業分野においては情報を有効に活用するため、情報を処理・伝達する手段である通信回線や情報通信機器を積極的に装備し、利用しており、各企業は多くの部門で業務の効率化、省力化を図るとともに、高度化、多様化する消費者ニーズに対応するために情報化を進めている。特に、産業分野は一方の経済主体である家計に比べてより速く、より大規模に情報化の進展がみられる分野であり、通信回線、情報通信機器の普及が顕著である。
 本項では、産業分野における通信回線及び情報通信機器の装備・利用状況並びにネットワーク化の動向を概観し、さらに、情報通信の視点がらみた産業連関分析の手法によって我が国経済における情報通信経済の波及効果等の側面について述べることとする。

 

 

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