平成4年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(3)NTTと長距離系新事業者の接続条件等の改善

 NTTと長距離系新事業者との公正有効競争を促進し、利用者の利便向上に資する観点から、郵政省は、3年8月、今後以下の方針によることとした旨、NTT及び長距離系新事業者3社に対して通知した。
[1] 長距離系新事業者のNTT地域通信網へのPOIの数を原則として1県に1個とする。
[2] 6年4月頃を目途に新たな事業者間接続料金制度を導入する。
[3] 長距離系新事業者が自社の経営判断により足回り部分の料金を自由に設定できるエンドエンド料金制度の導入を図る。
[4] 利用者が新事業者に加入した場合の、NTTのID送出ソフトの個別改造費用のうち、利用者の費用負担を不要とする。
[5] オープンネットワークの推進、優先接続指定制度の導入その他の公
 正有効競争促進のための施策についても、引き続き関係者間で必要な検討を進める。

 

 

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