平成4年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(2)寄附金付郵便葉書等による地域社会への貢献

 お年玉付郵便葉書等の発行による寄附金は、「社会福祉の増進を目的とする事業」を行う団体等9つの事業を行う団体に配分している。
 3年度においては、一枚当たり3円の寄附金を付加したお年玉付郵便葉書を4億5,000万枚発行したはか、初めて41円及び62円お年玉付郵便切手にも3円の寄附金を付加し、それぞれ1,500万枚発行した。
 これらの寄附金は、配分申請のあった団体の中から、222団体に対して、合計13億6,132万円配分されることが決定されたが、この中には、雲仙・普賢岳の噴火に伴う被災者の救援事業も含まれている。
 なお、3年度には、3年7月に開催された「第11回世界ろう者会議」にちなんで、料額62円に寄附金10円を付加した寄附金付郵便切手を2,000万枚発行し、聴覚障害者のための社会福祉事業を行う53団体に対して、合計1憶1,142万円の寄附金を配分した。
 お年玉付郵便葉書等の発行による寄附金の配分事業は、昭和24年から続けられ、今後とも国民生活の向上等に貢献していくこととしている。

 

 

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