平成4年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

4 多メディア・多チャンネル時代の放送行政の推進

 放送行政を取り巻く環境は、放送技術の進歩と国民の情報メディアヘのニーズの高度化・多様化に伴い、放送衛星による放送の本格化、通信衛星を利用する放送の多チャンネル化を始め、ハイビジョン試験放送の充実、コミュニティ放送の実用化、多チャンネルCATVの普及など、多メディア・多チャンネル化が急速に進展している。
 このような急激な情勢変化に的確・迅速に対応していくため、郵政省は、前述のような放送ソフトの振興、放送の国際化への対応など、無線・有線、地上・衛星という各種別の放送系を横断的にとらえた総合的な放送政策を強力に展開するとともに、各種別の放送系・公共放送・民間放送のそれぞれに対しても、その特徴に応じ一貫した行政を行うこととし、放送行政体制の充実・強化に努めている。

 

 

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