平成4年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(4)広帯域ISDN構築の推進

 高速・大容量データ通信、映像通信、マルチメディア通信等、高度化・多様化する情報通信ニーズに的確に対応できる次世代の電気通信網として広帯域ISDNの早期構築が期待されている。
 郵政省では、広帯域<1>SDNに関する内外の動きを体系的に把握し、今後の開発及び導入の促進に関し検討を行うため、「広帯域ISDNに関する調査研究会」を2年10月から開催し、4年4月に報告書を取りまとめた。
 この報告書によると、広帯域ISDNの技術開発推進のための課題としては「実用化に向けた要素技術開発、機器やシステムの互換性、低コスト化等の一層の推進」、「端末を含めた広帯域性、マルチメディア性の特長を生かすアプリケーションの開発」等が、また、導入を促進するための課題としては「具体的な利用イメージ、メリット等についての積極的な周知啓蒙」、「ユーザニーズにマッチしたアプリケーションの提供」等が挙げられている。

 

 

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