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第2章 情報通信政策の動向(2)国際宇宙年(ISY)活動への参加国際宇宙年(ISY)は、コロンブスのアメリカ大陸発見から500年、宇宙時代の幕開けともいえる国際地球観測年から35年に当たる1992年を記念して米国から提唱されたもので、1989年の国連総会において、1992年を国際宇宙年(ISY)とし、国際関連機関が中心となって、開発途上国の二-ズを考慮しつつ宇宙分野の国際協力を促進するための活動を推進することとされた。国連独自の活動のほか、世界の約40の宇宙機関が集まって組織された国際宇宙年宇宙機関会議(SAFISY)による活動とがあり、SAFISYでは[1]地球科学技術専門家パネル、[2]教育・普及専門家パネル、[3]宇宙科学専門家パネルを行っている。郵政省は、SAFISYの活動として、科学技術庁、宇宙開発事業団、大学、民間機関と協力して、アジア太平洋地域における衛星通信の普及及び宇宙分野の国際協力の促進を図ることを目的として、技術試験衛星V型(ETS-V)による「国際宇宙年記念/汎太平洋衛星通信トライアル(PARTNERS)」の実施等を行うこととしている。
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