平成4年版 通信白書

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第2章 情報通信政策の動向

(3)衛星通信利用の促進

 元年3月に民間初の通信衛星が打ち上げられて以来、我が国においても本格的な衛星通信の時代が到来し、現在、100社を超える企業・団体で利用されているが、今後、衛星通信の利用を一層拡大していくためには、衛星通信の新しい利用方法あるいは新しいシステム開発に関する情報交換や調査研究を、衛星事業者はもとより利用者をも含めて総合的に行っていく必要がある。
 このような状況を背景として、衛星通信に関する情報交換や調査研究等を通じて、我が国における衛星通信の定着に貢献し、各種普及促進活動を展開することを目的として、3年4月に衛星通信振興協議会が設立された。4年3月現在、会員は電気通信事業者をはじめとした、通信機器メーカー及び利用企業等で、93の企業・団体で構成されており、衛星通信に関する説明会やセミナー等の開催、海外情報の提供等の活動を行っている。

 

 

(2)国際宇宙年(ISY)活動への参加 に戻る 第2章第1節4 衛星利用の拡大と新たな行政課題 に進む