平成4年版 通信白書

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第3章 ゆとりと活力のある情報社会の形成と電波利用

(5)通信の秘密保護の確保

 近年のコードレス電話や自動車・携帯電話サービスの飛躍的進展等に伴い、盗聴が大きな社会問題となっている。
 秘話装置付きの機器の発売も行われているが、アナログ方式では完全な秘話化は難しいため、現在進められているデジタル方式の実用化が期待される。
 また、自動車・携帯電話サービスの周波数帯の受信が可能であり盗聴に悪用される無線機器については、その販売の自粛が求められる。
 さらに、これらの対策と並行して、盗聴の違法性に対する啓発活動により、社会的モラルの向上を図ることが重要である。

 

 

(4)不要電波問題への対応 に戻る 第3章第5節3 国民共有の資源としての電波の有効利用の促進 に進む